空き家は所有しているだけでも固定資産税などがかかってくるため、有効的に活用することが必要です。
その活用法の1つが買取ですが、買取にはメリットとデメリットの両方があります。
そこで、ここでは空き家買取のメリットとデメリット、買取までの流れをご紹介します。
空き家の利活用をご検討中の方は、ぜひご確認ください。
空き家買取のメリット
まず、メリットとしては古い物件であっても早く売却しやすいことが挙げられます。
買取であれば買い手を見つける販促活動がないため、1か月ほどで決済が完了する場合が多いです。
2つ目のメリットは取り壊しをせずに売れる可能性があることになります。
物件が古いと取り壊しをおこなって土地のみとして売却することが必要になりますが、買取であればその必要がありません。
それゆえ、取り壊しの費用や手間がかからず、比較的スムーズに売却がおこなえます。
3つ目のメリットは家具をそのままにしても引き取ってもらえることです。
通常の売却であれば次の入居者のために家具などは撤去しなければなりませんが、買取の場合は家具の買取も同時におこなう場合があります。
ただし、家具の買取をおこなっているかどうかは買取業者によって異なるため、事前に確認することが必要です。
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空き家買取のデメリット
デメリットとしては売却価格が安くなりやすいことが挙げられます。
つまり、買取は早く売れるが価格が安くなるといったメリットとデメリットが同時に起こるのです。
そのため、空き家買取をすべきかどうかは売却期間と価格のどちらを優先させるのかで決まります。
そして、2つ目のデメリットとして必ず買い取ってもらえるわけではないことが挙げられます。
具体的には、土地価格が著しく安く、更地価格が解体費用よりも安くなる場合は買い取ってもらえないことが多いです。
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空き家買取の流れ
買取はまず査定依頼が最初の流れです。
その後、その価格で売却を進める場合には必要書類を準備し、スケジュールなどを買取業者と調整します。
必要書類としては登記済権利証、固定資産税納税通知書、土地測量図・建物図面、購入時のパンフレットなどがあります。
必要書類を集めたのちは実際に売買契約を結び、引き渡し・決済といった流れが一般的です。
空き家の売却をより早くしたいのであれば査定は机上査定を選び、必要書類は事前に準備しておきましょう。
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まとめ
空き家買取は早く売れるメリットがある一方で売却価格が安くなりやすいといったデメリットがあります。
もし期間のほうを重視するのであれば必要な書類を事前に揃えておき、手続きがスムーズにいくように準備をしておきましょう。
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