中古住宅を購入する際、物件価格以外にもさまざまな種類の費用がかかります。
まとまった自己資金が必要になるため、事前にどれくらいかかるのかを把握できると安心です。
今回は中古住宅の購入を検討されている方に向けて、中古住宅の購入にかかる諸費用とはなにか、いつ支払うのか、ローンに組み込めるのかをご紹介します。
中古住宅の購入にかかる費用とは？その種類と目安
中古住宅の物件価格以外の諸費用とは、印紙税・登記費用・仲介手数料・固定資産税・不動産取得税・住宅ローン手数料・保険料などです。
印紙税は契約書に貼る印紙代で、登記費用は登録免許税と司法書士依頼料です。
仲介手数料は、売買を仲介した不動産会社に支払う報酬で、上限が購入価格×3%＋6万円＋消費税と決められています。
固定資産税は、すでに売主が支払ったその年の固定資産税を引き渡し日から日割り計算をして精算するのが一般的です。
不動産取得税は、不動産を購入したときに一度だけ支払う税金ですが、一定の条件を満たせば非課税です。
このように中古住宅購入にかかる費用にはたくさんの種類があり、合計すると物件価格の6%から9%になります。
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中古住宅の購入にかかる費用はいつ支払うのか？
中古住宅の購入にかかる費用をいつ支払うのかは、費用の種類によって異なります。
売買契約のときに支払うのは、仲介手数料・契約書に貼る印紙代・手付金です。
手付金は売買代金の一部に充てられますが、買主の都合でキャンセルすると戻ってきません。
契約から引き渡しまでに支払うのが、ローン手数料・各種保険料・登記費用・固定資産税です。
そして不動産取得税は、中古住宅の引き渡し後に支払います。
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中古住宅購入にかかる費用を住宅ローンに含めることができる？
物件購入のために住宅ローンを利用する場合、諸費用も含めて融資を受けられるのか気になるところです。
金融機関によっては、仲介手数料、各種保険料、登記費用などの諸費用をローンとして借りることは可能ですが、オーバーローンになってしまいます。
オーバーローンとなると返済額が多くなり、月々の負担が増大します。
そのため、ローンの支払いは可能なのか、引っ越し後の生活に影響が出ないかなどをしっかりと検討しましょう。
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まとめ
中古住宅の購入にはいろいろな費用がかかりますが、その目安は物件価格の6%から9%と言われ、その支払いも考慮して購入計画を立てることが大切です。
諸費用も合わせて融資を受けると、月々の返済負担が増えてしまうので、無理なく返済可能かをシミュレーションしてみましょう。
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